産経WESTの記事でこんなものを見かけました。

「ファッションおたく」バイカラー、ローゲージ、バルキー…奇々怪々、カタカナだらけのファッション用語II

 

20150113

 

筆者の杉山みどりさんによると(以下、記事からの引用

「ローゲージ」「バルキー」「チェスターコート」「ノームコア」「ロング&リーン」「マキシ」「ミニマル」などなど、数限りないカタカナ言葉が登場する。とにかく、ファッション用語はカタカナが氾濫しているので、気がつけば助詞以外は全部カタカナということにもなりかねない。せめて「タウンユース」「チョイス」「ダーク」「トレンド」などは日本語に置き換えた方が読みやすいのではないだろうかと思うのだが…。

確かにそういわれれば、ファッションに詳しくない方からすれば「?」な言葉ばかりで、読む気がしなくなることも考えられます。

また、カタカナそのものに限らず、言葉としての使い方への指摘も。(以下も記事からの引用

「くすんだモーブピンク」というのはどうだ? モーブとは薄く灰色がかった紫色のことだ。つまり「くすんだ、灰色がかった紫のようなピンク」となるから、「くすんだ」という言葉は不要と思われる。分かりやすく説明したいのなら、「灰色味を帯びた紫がかったピンク」となる。

 「重ね着のレイヤードスタイル」も同様。「レイヤード」自体が「重ねた」という意味なのだから、「重ね着スタイル」か「レイヤードスタイル」で十分だろう。もはや、親切なのか不親切なのか分からなくなってくる。

 英語や仏語の用語をカタカナ表記する際も気になる。たとえば、先シーズン流行した短い丈の服。巷では「クロップド丈」と呼ばれているようだが、英語で「cropped」(切り取られた)といい、「d」の発音は「ド」ではなく「ト」と濁らないはずだ。ひと昔前に流行した際は「クロップト」と呼ばれていた。

なるほど。カタカナのせいで、日本語までおかしくなってしまっています。

ファッションの世界は常に新しいスタイルやアイテム、トレンドを世に送り出すため、新しい言葉やファッション用語がどんどん生まれています。

わたしもファッションの仕事に携わる人に向けて書くコラムやセミナー、講習では、いわゆる「カタカナ語」や「新しいファッション用語」を多用することがありますが、そういう新しい言葉を知ることと同時に、その言葉をわかりやすく伝えるための他の言葉を持つ必要があると思います。

ファッションに限らず、その業界特有の「ギョーカイ用語」「専門用語」がなくなることはないでしょうが、仕事をする相手や会話をする相手によって「伝わっているか」を見極めないといけませんね。

そもそも「業界」なんて観点自体、古いのかもしれません。

「カラー業界」なんて言い方を、わたしもよく使っていましたが、そんな業界はどこにあるのでしょう?(笑)

「業界」という言葉で、何か特別感のようなものを感じられた頃もありましたが、そういう視野の狭さがマイナスに働いたため、認知や普及が遅れている仕事も多いのでは?

と、話が少しそれましたが、この記事にもあるように「ファッションに興味のない人にも読んでもらえるように」「色に興味のない人にも興味を持ってもらえるよう」、わたしも心がけたいです。