季節の「色」と「香り」

今日は朝から夏を感じる気温で、いつものように出かける前にトワレをスプレーしようとしましたが、外の空気と香りが合わない気がして思わず手を止めてしまいました。

 

銀座和光の春色のウインドウも、今日の暑さにはなんとなく季節外れに思えます。

 

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Charlieze-Jadore冬の間はやっぱりあたたかい香りが心地いいので、ディールのジャドール、グッチのギルティ、ブルガリのジャスミンノワール、シャネルのアリュール…と、甘め、重めの香りをつけることが多いのですが、さすがに今日は違う気がして、香りをつけずに出かけました。

 

香水、トワレの広告ビジュアルも、香りのイメージにぴったりで大好きですが、今日の天候からするとちょっと雰囲気が違う気がしますね。

 

香りをつけない分、今日はフレッシュな気分になりたくて、朝からローズマリーのアロマボトルをくんくん嗅いで過ごしています。(笑)

 

季節ごとに装う色を変えるように、香りも変えるという方は多いと思いますが、わたしにとって今日は「香りを変える日」になりました。

 

夏の香りと言えば、もう何年もエリザベスアーデンのグリーンティーをバシャバシャ使っていますが、ちょっと飽きてきたのと、少し大人っぽい香りに変えたいと思っていたら、ちょうどVOGUE6月号でこんなページを見つけました。

 

「色と香りで叶える、理想の私。」と題して、色×香りの調和で自分をプロデュースしましょうと、色彩心理学の専門家、齋藤美穂先生のお話とともに特集されています。

 

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「香り」と「色」は似たところがあって、その時の気分や体調によって心地よく感じたり、苦手と感じたり、と受け止め方が変化します。

以前、苦手だった色が好きになったり、恋人のつけている香水の香りが好きだったのに、別れたら苦手になったり。

1日の間でもお腹がすいているときにいい香りだったものが、食後は不快に感じたり、朝、気に入ってつけたアクセサリーの色が、夕方、目障りに思えたり…。どなたにもきっと経験があると思います。

また、余談ですが人間は五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)のうち、視覚がもっとも優位な動物で、視覚の中でも「色」にまず反応すると言われていますが、嗅覚は脳の中でも本能に近い感覚を司る大脳辺縁系に届けられるため、香りはもっとも感情を刺激する感覚だという説もあります。

自分を人に印象づけるには、ファッションや会話ももちろんですが、香りの効果をうまく使うというのも大事ですね。

 

この夏、わたしが気になるのは「トムフォード ビューティー」の香り。まだ一度も試したことがありませんが、ビジュアルやデザイン、ブランドの世界観に惹かれます。

 

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皆さんはこれからの季節、どんな香りに着替えますか?