誰にでも似合う色?:ネイビー
昨年ごろからトレンドカラーとして注目されているネイビー。
自分の洋服としてはほとんど取り入れていませんでしたが、わたしも2年ほど前から気になっている色です。
アメブロでも2013年にネイビーについて、こんな記事を書いていました。
参考リンク ▶ 誰にでも似合う色
この時にも書きましたが、もし誰にでも似合う色、があるとすれば、それはネイビーかもしれません。(もちろん、考え方や視点を少し変えれば、どんな色でも似合うようにできるかもしれません。)
ただし、ファッションカラーとしての「ネイビー」の話であって、正式な色の名称とは一致しないことは承知の上です。
わたし自身の話をすると、青みの強い色は似合わないという思い込みがあったので、その当時はこんなネイビーを着ていました。
黄みを感じるティールブルーです。
右の写真は、2013年『宝酒造の澪』というお酒のイベントで、カラーのミニセミナーをさせていただいた時のものです。
このときは、商品のイメージカラーに合わせて、ドレスコードが「ブルー」で、会場もブルーをブランドカラーとする「リッツカールトン」でした。
あれから2年あまりの間、ずっとネイビーに注目していましたが、去年から今年にかけてネイビーがトレンドカラーとして広く好まれるようになったのをきっかけにして、わたしも黄みのない純粋なネイビーを身にまとってみることにしました。
最初はネイルやカラータイツで取り入れ、いまはトップスかボトムスを問わず、全身でネイビーを身に着けています。
自分自身のこうした経験を踏まえて、トレンドのカラーの情報に振り回される必要はありませんが、トレンドカラーとして取り上げられた色が、「色の食わず嫌い」を直すきっかけになることもある、と考えるようになりました。
単純にトレンドカラーだからと取り入れるのではなく、自分目線であれば「似合わないと思っていた色だけどわたしらしく着こなせるかな?」とか「わたしならどう着こなそう」と考えるのもいいでしょう。
自分自身の着こなしを考えるシーンに留まらず、仕事として色を提案するときにも、「あのお客様にこの色をどう提案しよう?」とか「あの方なら、この色をどんな風に素敵に着こなせるかな?」と考えることが、仕事の楽しさを高めると思いませんか?
このように2年前から「ネイビー」について、パーソナルとビジネスの両面から考え続けた結果、わたしも洋服として苦手と思っていた色を、今は楽しく着られるようになりました。
これは今日着ていたネイビーです。最近よく見かけるシンプルなオールインワン。合わせる色で表情が変わり、シンプルなアイテムながら気分によっていろんな着こなしが楽しめるお気に入りのアイテムです。
今日はお気に入りのスカーフとサンダルの色をリンクさせています。
人間とは不思議なもので、色に限らず情報をたくさん見続けると、そのことが気になったり、そのことがよく目につくようになります。
よくカラーの講習をした方に数日後お会いすると「カラーについて学んだおかげで、わたしが今まで見ていた街やクローゼットやすべてのものがカラフルに輝き出しました」と、言われます。
今まで意識していなかった色が、「色を意識して見る」というスイッチを入れられたことで、どんどん目に飛び込んでくるのです。
「わたしは流行なんて気にしない」という方も、ちょっと視点を変えてチェックしてみてはいかがですか?
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