東京会談 Vol.2:ファッションとテクノロジーの未来

昨夜、クリーク&リバー社が主催するイベント「東京会談 Vol.2」に参加してきました。

 

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gumi-gumi代表の軍地彩弓さんとシモーネのムラカミカイエさんという、今をときめくおふたりが「ファッションとテクノロジーの未来」というテーマで対談されました。

初めて聞くキーワードや海外で注目されるECサイトのことなど、まさにファッションとテクノロジーの最先端のお話は、一見、大企業やすでにeコマースやSNSを活用している企業向けの話と思いきや、私にも十分ヒントになるものでした。

ここ最近、ファッション業界の厳しいニュースが立て続けにありましたが、この対談でも言われていたように「今年は変革の年」。

ファッションの世界はもちろん、あらゆるビジネスにおいて「変わらなきゃ」「何かしなきゃ」と言い続けてきた企業や個人が大きく行動を起こす年なのかも知れません。

おふたりもお話しされていたように、特にファッションビジネスは、昔からその構造が変わらないままここまで来てしまったところがあるので、変える部分、残す部分、加える部分の見極めと素早い選択が必要だと実感しています。

 

今、わたしのところに相談にきてくださるのも「変わりたい」と本気で考える企業、個人の方ばかりです。

「変わりたい」に対して「新しいもの」「新しいやり方」を導入する前に、まずわたしは、「変わりたい」と考えてドアを叩いてくれた相手に対して敬意を払い、なぜ変わりたいのかという理由を共有することが何より大事だと感じています。

ネットを叩けば情報が簡単に手に入り、そこに「やり方」がいくらでも溢れているので、どうしても目先のことに目を奪われがちですが、今まで自分たちが何をしてきたのか、なぜそれをするのか、自分は何にこだわるのかについて、徹底的に考えるタイミングでもあると思います。

 

今回の東京会談、ずっと考えているテーマに対して多くのヒントをいただけました。

こうして人前で話されることは、わたしにとっては初めて聞く話、新しい話が多いですが、おふたりにとってはすでに過去の話。

今、リアルではどんなことを感じたり、考えたりされているのかな?(笑)と思うくらい、わたしにとっては新鮮な話がたくさんありました。

軍地さん、ムラカミさん、貴重なお話をありがとうございました。